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酒船石遺跡

酒船石遺跡発掘調査現場の写真撮影しました。
新しく明日香の古代ロマンの舞台が発見されました。
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最古の処方箋





奈良県明日香村岡、飛鳥京跡苑池遺構(7世紀中頃−後半)で、中国最古の医学書に基づき、
高血圧や脳卒中に効く漢方薬「西州続命湯」の処方を墨書きした木管が出土し
「国内最古の処方せん」と奈良県立橿原考古学研究所が発表した。
木管には「西州続命湯方(処方)」として、「當帰 とうき(ヤマセリ)二両」
「乾薑 かんきょう(干したハジカミ)三両」など計5種類の原材料と分量が書かれ「九」「水」の文字もあった。
九種類を配合し、水で煎じるという意味らしい。
中国最古の医学全集とされる「千金要方 せんきんようほう」(七世紀中頃)の処方と同じで、
医薬学を担う役所「外薬寮」などで病状に応じて作られたものとみられる。
主要な木管六点は二〇〇二年四月六日〜一四日、橿原県附属博物館で展示する。
(二〇〇二年四月五日 日本経済新聞・読売新聞より抜粋)

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